WING-TIP
ウイングチップ
① ウイングチップとは
ウィングチップとはトゥ部分にW字型の切り替えしを施しており、それが翼のように見えることからそう呼ばれる。靴全体にメダリオンやパーフォレーションなどの穴飾りを施しているものが一般的でそれらは「フルブローグ」と呼称される。
② ウイングチップの歴史
ウィングチップの発祥は16~17世紀ごろと言われており、スコットランドおよびアイルランドの高地に住むケルト系民族が履いていた労働靴がルーツとされている。穴飾りは彼らが湿った地形を移動する際に水はけや通気性を良くするために施された。
③ ウイングチップの種類
フルブローグ
前述のとおり、ウィングチップの全体にメダリオンやパーフォレーション、ピンキングなどの装飾が施されている。外羽根と内羽根どちらも見られ、カジュアルからフォーマルなモデルまで様々。
ロングウィングチップ(アメリカンブローグ)
フルブローグがアメリカ流にアレンジすることで誕生した。W字型の切り替えしが踵まで伸びているモデル。フルブローグより装飾の範囲が広くなり、よりカジュアルな印象を与える。
④ バーウィックの定番ウイングチップ
外羽根ウィングチップ
5278
ジャパンラストモデルとコーティングレザーを使用したモデル。
外羽根ウィングチップ
4550
丸みのあるトゥとロングウィングチップにより、カジュアルな雰囲気をもつモデル。
内羽根ウィングチップ
5215
美しいシェイプとチゼルトゥが品をプラスしてくれるモデル。
⑤ コーディネート例
外羽根ウィングチップのコーディネート
外羽根ウイングチップはカジュアルかつクラシカルな印象のデザイン。
「5278」はデニムなどのカジュアルアイテムと合わせた際に、コーティングレザーが持つ光沢感も相まって上品な印象をコーディネートに与えてくれる。ディティールはカジュアル向けだが、ノーズがすっきりしたラインをもつラストを使用しており、プライベートは勿論、ジャケパンでも活躍してくれる。
「4550」は丸みのあるトゥとロングウィングチップが無骨な印象をもたらせてくれる。定番のデニムやカーゴパンツでカジュアルにまとめ上げるのも◎だが、ツイードやコーデュロイのスラックスに合わせて、どこかアメリカントラッドを感じさせるような無骨さを演出しても楽しめる。
内羽根ウィングチップのコーディネート
内羽根ウィングチップは外羽根より少しフォーマルな雰囲気を漂わせているデザイン
「5215」はチゼルトゥとフルブローグの組み合わせ、シンプルになりがちなビジネススタイルに華やかさをプラスし主役となってくれる。少し遊び心を足したいときは足元から。
COMMENTARY
ブランド解説
〈Design〉LEATHER SHOES
〈Design〉CONSTRUCTION
GOODYEAR WELTED|グッドイヤーウェルテッド製法
NORWEGIAN WELTED|ノルウィージャンウェルテッド製法
MACKAY(BLAKE) CONSTRUCTION|マッケイ(ブレイク)製法
〈Design〉LAST
Slim
HO219
Slim
HO283
Slim
HO915
Normal
HO129
Normal
HO156
Normal
HO184
Normal
HO08
Normal
HO261
Normal
HO262
Wide
HO128
Wide
HO217
〈Material〉UPPER LEATHER
Dupuy
BOX CALF|ボックスカーフ
Dupuy
SI CALF|シカーフ
Dupuy
ANIL CALF|アニルカーフ
Dupuy
LUGO|ルーゴ
Dupuy
RUSH CALF|ラッシュカーフ
Anonney
VEGANO CALF|ベガノカーフ
Anonney
LAVATO|ラバート
Charles F Stead
SUPERBUCK|スーパーバック
Charles F Stead
REPELLO GUM OIL|リペロガムオイル
Charles F Stead
REGENCY CALF|リージェンシーカーフ
Opera
GO RAIN|ゴーレイン
Opera
FLORENCE|フローレンス
Picusa
ROIS|ロイス
Sciarada
CIERVO|チェルボ
Rocado
CORDOVAN|コードバン
〈Material〉SOLE
Berwick
LEATHER|レザー
Berwick
LEATHER x RUBBER|レザー x ラバー
Joh.Rendenbach Jr.
OAK BARK|オークバーク
Vibram
VIBRAM|ヴィブラム
Harboro Rubber
DAINITE|ダイナイト
〈Shoecare〉GOODS
SHOETREE|シューツリー