GOODYEAR WELTED
グッドイヤーウェルテッド製法

GOODYEAR WELTED

グッドイヤーウェルテッド製法

19世紀後半にアメリカのチャールズ・グッドイヤー・ジュニアにより確立された伝統的な靴製法。

インソールに(革中底)に貼り付けられたテープ状のリブと呼ばれる部分にアッパー(甲革)、ライニング(裏革)、ウェルト(細革)を機械により掬い縫いし、その後アウトソール(本底)とウェルトを出し縫いします。

グッドイヤーウェルテッド製法で作製された靴は、履き込むうちにコルクが沈み込み、持ち主の足にフィットしていきます。ソールが磨り減った場合、靴底全体を取り換えて(オールソール)長い期間履けるのも特徴の一つです。

① ダブルシーム
アッパー(甲革)、ライニング(裏革)、ウェルト(細革)を機械により掬い縫いし、その後アウトソール(本底)とウェルトを出し縫いすることにより堅牢な靴が出来上がります。

② ウェルト
インソールとアウトソールの間の結合要素として、ウェルトは靴にとって重要な部分です。靴全体を安定させ、同時に柔軟性を保ちます。

③ インソール
インソールに貼り付けられたリブにアッパー、ライニングをつり込みステップラーでアッパーは頑丈に止められます。

④ シャンク
スチールシャンクは歩行時の快適性を守り、靴のアウトソール割れを防ぎます。

⑤ コルク
靴のコルク充填により、着用者に合わせた個別のフットプリントを形成し歩行の快適さサポートします。

COMMENTARY
ブランド解説

〈Design〉LEATHER SHOES