MONK-STRAP
モンクストラップ

① モンクストラップとは

モンクストラップとは、紐ではなく甲部分をバックルとストラップ締めて履くデザインのものを指す。比較的フォーマル度は高いが、バックルの装飾感が強く冠婚葬祭には不向きとされる。

② モンクストラップの歴史

モンクストラップの歴史は古く、起源は15世紀頃まで遡ることができる。アルプス地方の修道僧が履いていたサンダルが原型となり、その後タウンユースやフォーマルな場でも使用されていった。

③ モンクストラップの種類

シングルモンクストラップ


1本のストラップで足を留めるモンクストラップの原型。王道なスタイルと装飾の少なさから上品な印象を与える。シングルモンクストラップの中には「サイドモンクストラップ」と呼ばれるデザインが存在し、バックルがサイドにあることから、バックルが目立たず、よりシャープで華やかな印象となる。

ダブルモンクストラップ


イギリスのウィンザー公が職人にビスポークで仕立てさせたものが起源。2本のストラップで留める仕様となっており、シングルモンクストラップよりカジュアルダウンさせやすいデザイン。

④ バーウィックの定番モンクストラップ

サイドストラップ


5292

チゼルトゥとサイドストラップの組み合わせが美しいモデル。

ダブルモンクストラップ


5245

ジャパンラストを採用し、豊富なカラーバリエーションを取り揃えたモデル。

ダブルモンクストラップ


5111

ローファーにダブルモンクストラップを採用したモデル。

⑤ コーディネート例

ダブルモンクストラップのコーディネート


王道のブラック・ダークブラウンはスーツやジャケパンスタイルに「5245」のムラ感のある仕上げのダークブラウンはベルトやネクタイなどの小物とあわせると統一感がアップする。シボ革やネイビー・ベージュといったアクセントとなるような色はカジュアルアイテムと相性が良く、程よく丸みのあるトゥがカジュアルなラインの服にもうまく溶け込んでくれる。

モンクストラップローファーのコーディネート


ローファーにモンクストラップを採用した珍しいデザイン。「5111」はマッケイ製法の軽やかさとダブルモンクの重厚感を融合させた1足。スラックスで軽やかに履いてもよし、スエードのモデルとデニムをあわせてトップスにジャケットを羽織るなどのオンオフどちらの要素もあるコーディネートでもまとめ役となってくれる。

COMMENTARY
ブランド解説

〈Design〉LEATHER SHOES