NORWEGIAN WELTED
ノルウィージャンウェルテッド製法

NORWEGIAN WELTEDノルウィージャンウェルテッド製法

登山靴やスキー靴など、雪道を歩くための堅牢な靴作りに用いられる製法。

ノルウィージャンウェルテッド製法は、インソール(革中底)に貼りつけられたテープ状のリブと呼ばれる部分にアッパー(甲革)、ライニング(裏革)、L字型ウェルト(細革)を機械により掬い縫いし、その後アウトソール(本底)とウェルトを出し縫いします。

その他に、インソールに貼りつけられたリブテープにアッパー、ライニング、L字型ウェルトを機械により掬い縫いし、その後ミッドソール(合底)とウェルトを出し縫いし、最後にウェルトとアウトソールを出し縫いする方法もあります。

靴を堅牢に仕上げることを目的としているため、コバが張り出し、無骨な見た目をしています。履き始めは硬く重い印象の靴ですが、グッドイヤーウェルテッド製法同様、履き込むうちにコルクが沈みこみ持ち主の足にフィットしていきます。
ソールが磨り減った場合、靴底全体を取り替えて長い期間履けるのも特徴です。

COMMENTARY
ブランド解説

〈Design〉LEATHER SHOES