LOAFER
ローファー

① ローファーとは
ローファーとは、靴紐がなく足の甲の部分に装飾のあるスリッポンタイプの革靴のことを指す。 “ローファー”は英語で”Loafer”。”怠け者”という意味があり、靴紐を結ぶ必要がなく着脱が容易なことから、その名が付けられている。
② ローファーの歴史
ローファーの歴史は古く、1920年代に英国王室をはじめ貴族階級の室内靴として誕生したものが、屋外用としても人気を博したことが起源とされている。 その後、1950年代のアメリカでローファーがアイビールックのマストアイテムとして大流行し、60年代の日本にも波及したとされている。
③ ローファーの種類

定番デザインの〈コインローファー〉
コインローファーは、ローファーの中でも歴史が古く、甲の部分に切り込みの入った装飾が施されているのが特徴。 この切り込み部分にコインを挟む行為が、当時のアメリカで流行したことからコインローファーと呼ばれている。
バーウィックの中でもコインローファーは種類が多く、どのボトムスにも合わせやすいため、気軽に革靴を履きたいならコインローファーがおすすめ。
金具がアクセントの〈ビットローファー〉
ビットローファーは、甲の部分に金具の装飾が施されているのが特徴。金具は馬の口に装着する”くつわ”がモデルとなっている。 ビットローファーはコインローファーと比べるとカジュアルな印象が強い。一方で、シルエットの綺麗なものが多く金具のデザインも華やかなため、 パーティーやドレッシーな恰好に合わせることで、周りと差がつくモデル。


フリンジが印象的な〈タッセルローファー〉
タッセルローファーは、その名の通り甲の部分にタッセルが施されているの特徴。 アメリカではフォーマルな靴として定着しており、別名「弁護士の靴」と呼ばれることもある。 バーウィックにおいてはブランドのアイコニックなモデルとして幅広い年齢層の方に親しまれている。
④ Berwick1707の定番ローファー
コインローファー
4407
コインローファーの中でも、さらに上品な印象を与えるフルサドルモデル

コインローファー
5260
日本人の足型に馴染むよう開発されたジャパンラストモデルのコインローファー

ビットローファー
5178
細身のデザインに光沢のある革が美しいドレッシーなモデル

ビットローファー
5427
履き馴染みが良く、存在感のあるビットがワンポイントになるモデル

タッセルローファー
4340
スペイン本国の木型を使用し、サイドの編み込みがアクセントのモデル

タッセルローファー
8491
ジャパンラストを使用し、カラーとソールの種類が豊富なモデル

⑤ コーディネート例
〈コインローファー〉のコーディネート
ボトムスを選ばない万能なデザインのため、スーツスタイルはもちろんのこと、デニムにシャツを合わせたシンプルなコーディネートでも足元から全体を引き締めてくれる。
〈ビットローファー〉のコーディネート
ビットローファーのシルエットの良さを活かしたスラックスコーデをはじめ、スーツに合わせるならベルトや小物と色味を合わせることでまとまりのある印象に。
〈タッセルローファー〉のコーディネート
ダークブラウンのタッセルローファーにベージュカラーのチノパンが相性抜群。アメカジスタイルに合わせても綺麗な印象を与えてくれるのでおすすめ。
お手入れ
• 着用後は馬毛ブラシでブラッシング
• 定期的なクリームでの栄養補給
• シューキーパーで型崩れを防止
• 複数足のローテーション使用
サイズ選びのコツ
• 夕方の足が膨らんだ時間帯に試着
• 普段着用する靴下で試着
• つま先に適度な余裕を確保
• 甲の高さとフィット感を重視