PLAIN TOE
プレーントゥ
① プレーントゥとは
プレーントゥとは読んで字のごとく、装飾のない(プレーン)なつま先(トゥ)が特徴の革靴を指す。プレーントゥ自体には外羽根と内羽根の両方が存在しており、シンプルなデザインながらもバラエティーに富んだカテゴリーである。バーウィックでは、主に外羽根でつま先に装飾のないものをプレーントゥと総称し取り扱っている。
② プレーントゥの歴史
外羽根プレーントゥの歴史は古く、1800年初頭の歩兵靴がルーツとされている。諸説あるが、1815年にナポレオンがワーテルローの戦いで着用したことで普及したともいわれている。内羽根プレーントゥの発祥は1850年代の英国王室で、フォーマルなミドルシューズとしてデザインされた。その後は一般的にもよく知られている、郵便配達員のポストマンシューズや軍隊のサービスシューズとして広く知られることとなる。
③ プレーントゥの種類

バランスのとれた〈外羽根プレーントゥ〉
プレーントゥといえば誰もが思い浮かべる外羽根は、羽根が甲に覆いかぶさっている仕様のことを指し、靴紐を結んだ際のフィッティング調整がしやすくなっている。また、内羽根と比べてカジュアルな印象が強く、ビジネスから普段使いまで汎用性の高いモデルと言える。
④ Berwick1707の定番プレーントゥ
外羽根プレーントゥ
3680
つま先に程よいボリューム感を持たせたON/OFF両立の万能モデル。

外羽根プレーントゥ
4406
丸みあるフォルムと甲周りのゆとりがカジュアル履きにおすすめの一足。

外羽根プレーントゥ
5225
ジャパンラスト採用し、履きやすさと歩きやすさは随一。

外羽根プレーントゥ
5383
スリムラストを採用し、シルエットが美しく細身な足型の方におすすめ。

⑤ コーディネート例
〈3680〉のコーディネート
最もバランスのとれた3680はスーツには勿論のこと、カジュアルでも落ち着いた大人の印象に。ミリタリーな雰囲気も纏うシルエットはカーゴパンツと合わせることで、無骨さを演出してくれる。
〈4406〉のコーディネート
日本人向けに開発したジャパンラストを採用している5225は、言わずもがなスーツやジャケパンとの合わせが最適。普遍的なそのデザインはカジュアルで履いても馴染んでくれる。また、製法によっても印象が変わるのでぜひ店頭で見て履いて確かめてほしい。
〈5225〉のコーディネート
ダークブラウンのタッセルローファーにベージュカラーのチノパンが相性抜群。アメカジスタイルに合わせても綺麗な印象を与えてくれるのでおすすめ。
お手入れ
• 着用後は馬毛ブラシでブラッシング
• 定期的なクリームでの栄養補給
• シューキーパーで型崩れを防止
• 複数足のローテーション使用
サイズ選びのコツ
• 夕方の足が膨らんだ時間帯に試着
• 普段着用する靴下で試着
• つま先に適度な余裕を確保
• 甲の高さとフィット感を重視